陥入爪による肉芽は、自分で対処できますか?
石鹸洗浄はしてもよいですが、患部が湿りすぎないよう注意が必要です。
陥入爪による肉芽を自分で対処することは、場合によっては不可能ではありませんが、誤った方法にならぬよう注意が必要です。
陥入爪による肉芽は、爪の食い込みによる炎症が慢性化して、組織が過剰に形成されてできたものです。したがって湿った環境を避ける必要があります。
痛みがあるからと市販の絆創膏などで保護したくなりますが、絆創膏は湿った環境を作り出すことで傷の再生を促すものが多く、陥入爪による肉芽には適していないことが多いです。
どうしても保護をしたい場合は、ガーゼなど風通しのよい素材を使い、毎日石鹸で洗ってガーゼを交換し、患部を清潔に保っておくことが大切です。
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
(参考文献)
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