陥入爪の場合、日常生活で気をつけることはありますか?
爪の角を深く切りすぎないようにして、適切なサイズの靴を履きましょう。
陥入爪の場合、日常生活で気をつけることとして、特に足の親指の爪は、先端まで伸びるのを待ってから、爪の角を残すように真っすぐ切る”スクエアカット"という切り方を心がけましょう。
陥入爪の最も多い原因は、爪を丸く切ったり爪の角を深く切りすぎることによる深爪です。
陥入爪で痛むからと、つい痛む爪の角を切ってしまいがちですが、それにより爪の縁へ爪が刺さってしまうことがきっかけとなり、損傷された軟部組織に炎症が生じ、その結果、軟部組織が腫脹するために、ますます爪の縁に爪が刺さってしまうといった悪循環に陥ってしまいます。
また、先の窮屈な靴を履くことも、爪の変形を招いてしまうため避けたほうがよいでしょう。一方で、あまり大きすぎる靴も、足指が靴の中で滑って靴先に当たってしまい、爪の変形を招くことがあります。
したがって、靴紐などで足首をしっかり固定できる、適切なサイズの靴を選ぶことが大切です。
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
(参考文献)
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