脱分化型脂肪肉腫の治療方法として、ステージごとにそれぞれどのようなものがありますか?
腫瘍の広範切除が可能であれば、手術が検討されます。放射線療法や化学療法も併用される場合があります。
脱分化型脂肪肉腫の予後(治療がどの程度成功するか)を予測するために、TNMGを考慮したステージ分類が用いられています。
Tは腫瘍の大きさ、Nはリンパ節転移があるか、Mは他臓器に遠隔転移があるか、Gは細胞の悪性度の高さをそれぞれ評価します。
脱分化型脂肪肉腫の特徴として、細胞の悪性度が高いという点があります。このためステージ2以上に分類されます。他臓器への遠隔転移がなく、腫瘍の大きさが5cm以下であればステージ2、それより大きいものはステージ3、他臓器への遠隔転移があればステージ4と分類されます。
ステージ2、3
ステージ2・3では、腫瘍が出来た部位や大きさによって切除可能かどうかが判断されます。切除可能であれば切除術が行われます。もし切除不能な場合でも、放射線治療や化学療法で状況が改善すれば切除可能になる場合もあります。
切除術を行ったあとに放射線療法や化学療法が必要かどうかは再度判断が必要となります。
ステージ4
ステージ4では、腫瘍が出来た部位と転移した部位の両方の切除が可能な場合には切除術が検討されます。そのうえで、化学療法が必要になる場合が多いです。
どちらか一方が切除できない場合には、放射線療法や化学療法が行われます。
状況が改善した場合には、再度切除術が可能かどうか判断されます。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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