聴神経障害スペクトラム(ANSD)には初期症状はありますか?
難聴や言語発達の遅れが初期症状となることがあります。
聴神経障害スペクトラム(ANSD)は、新生児聴覚スクリーニングやその後の精査において、OAEという検査では正常であるにも関わらず、ABRという検査で異常を示すことで診断される病態です。
明確な「初期症状」として気づかれにくいこともありますが、早期には以下のようなサインがみられることがあります。
難聴
主な症状は難聴です。多くは両側性ですが、片側のみの場合もあります。ただし、音自体はある程度聞こえていることもあり、「反応はあるが聞き取りが悪い」といった特徴がみられることがあります。
言語発達の遅れ
新生児や乳幼児期に、音の刺激が十分に脳へ伝わらないことで、言葉の発達が遅れることがあります。特に、聞こえの程度に比べて言葉の理解が不十分な場合は注意が必要です。
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真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
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