聴神経障害スペクトラムはどのように診断しますか?
聴力検査などを行い総合的に判断し診断します。
聴神経障害スペクトラムとは、新生児聴覚スクリーニングやその後の精査において、OAEという検査では正常にも関わらず、ABRという検査では異常を示した場合に診断される病態です。
生後間もない赤ちゃんに対して行う耳の聞こえを調べる検査のことを、新生児聴覚スクリーニング(NHS)といいます。NHSには自動聴性脳幹反応(自動ABR)と耳音響放射(OAE)があります。自動ABRでは耳から刺激音を入れて、脳幹からの電気的反応を検出するのに対し、OAEでは耳から入れた刺激音の内耳からの反響音を検出します。
OAEで正常で、自動ABRで異常を指摘された場合、内耳から中枢に病変があることによる難聴が考えられ、この病態を聴神経障害スペクトラムと言います。
また、原因を特定するために遺伝子検査を行うこともあります。
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真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
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