術後イレウスの看護で気をつけることはなんですか?
腹部所見、電解質異常、早期離床に注意しましょう。
術後イレウスの看護では、腹部所見に注意しましょう。術後イレウス自体は手術後に起こる一時的な反応であり、急を要するものではありません。多くは数日経過をみることで改善が期待できます。術後の腹部X線検査で小腸が拡張していれば、それが日を追うごとに改善していくところを確認しましょう。
術後は出血、穿孔などの合併症が起こりやすいタイミングです。バイタルサインの変化に注意し、腹痛、発熱がないかや、shock vitalに至っていないかなどの点には、特に注意が必要です。
術後イレウスを早期に回復させるという観点からは、早期の離床や体位変換が有効です。疑問があれば早めに主治医に報告し、治療の方針について相談しましょう。
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(参考文献)
Venara A et al. Postoperative ileus: Pathophysiology, incidence, and prevention. Journal of Visceral Surgery. 2016, 153, 439-446.
Tokita Y et al. The Pharmacological Effects of Daikenchuto, a Traditional Herbal Medicine, on Delayed Gastrointestinal Transit in Rat Postoperative Ileu. Journal of Pharmacological Sciences. 2007, 104, 303–310.
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医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
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