太田母斑のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
太田母斑は、特徴的な見た目や発症時期から、ある程度のセルフチェックが可能です。しかし、シミやそばかす、目の下のクマなど、他の色素斑と間違われることもあるため、自己判断で安心したり、放置したりせず、専門の医師に相談することが大切です。
【特徴】
太田母斑の主な特徴は、以下の通りです。
- 色調: 青紫色から灰紫青色、または淡い青褐色を基調とし、その中に点状の褐色斑が混ざっていることが多いです。
- 部位: 主におでこ、目の周り、頬、鼻、耳などの顔の片側に現れますが、まれに両側に見られることもあります。
- 発症時期: 生後半年以内や乳児期に現れる「早発型」と、思春期に現れる「遅発型」の2種類があります。また、早発型のアザが思春期に濃くなったり、範囲が広がったりすることもあります。
- 目の色素沈着: 約半数のケースで白目の部分に青色の色素斑(眼球メラノーシス)が見られることがあります。顔にアザがなくても、この目の色素沈着がある場合は注意が必要です。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、太田母斑かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。
日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
(参考文献)
清水宏. あたらしい皮膚科学 第3版. 中山書店. 2018
日本美容皮膚科学会監修.あたらしい美容皮膚科学.2022年,南山堂.
公益社団法人日本皮膚科学会.アザとホクロ Q4 - 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会).公益社団法人日本皮膚科学会,https://www.dermatol.or.jp/qa/qa21/q04.html(参照 2025-08-14)
一般社団法人 日本形成外科学会.太田母斑・異所性蒙古斑(青あざ・真皮メラノーシス).日本形成外科学会,https://jsprs.or.jp/general/disease/umaretsuki/hifu/otabohan.html(参照 2025-08-14)
日本形成外科学会.“形成外科診療ガイドライン 皮膚疾患”.日本形成外科学会.https://jsprs.or.jp/docs/guideline/keiseigeka1.pdf,(参照 1899-12-30).
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