日光角化症の場合、主にどのような治療をしますか?
手術療法よりも、液体窒素で凍結させる治療や塗り薬などの非手術療法が優先して行われます。
【優先される非手術療法】
日光角化症の治療には、手術をしない非手術療法と手術療法があります。
現在の治療指針では、まずは非手術療法を優先して行うことが提案されています。
具体的には、液体窒素でできものを凍らせて取り除く凍結療法や、顔や頭などに複数のできものがある場合は、免疫の働きを利用する塗り薬(イミキモドなど)がよく使われます。
【手術が必要なケース】
基本的には非手術療法が優先されますが、できものが分厚い、硬いしこりがある、出血しているなど、すでに皮膚がん(有棘細胞癌)に進行している疑いがある場合は別です。
また、凍結療法や塗り薬で治らない場合も、がんを見逃さないために、異常な部分を切り取ったり、組織の一部をとって調べる検査(生検)が優先されます。
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(参考文献)
Foley K, Gupta AK, Martin G, Tweed JA, Villanueva E, Carviel J.“Topical treatments and photodynamic therapy for actinic keratosis of the face and scalp (Protocol)”.Cochrane Library.https://www.cochranelibrary.com/cdsr/doi/10.1002/14651858.CD013452/pdf/full,(参照 2026-07-16).
皮膚がん診療ガイドライン策定委員会.“皮膚がん診療ガイドライン第4版 有棘細胞癌診療ガイドライン2025”.日本皮膚科学会.https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/135/6/135_1531/_pdf/-char/ja,(参照 2026-07-16).
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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
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