直腸ポリープの場合、主にどのような治療をしますか?
ポリープの種類等に応じて治療方法は異なりますが、内視鏡で切除される場合が多いです。
直腸を含む大腸のポリープには、がんになる可能性のあるポリープ(腫瘍性ポリープ)と、がんにならないポリープ(非腫瘍性ポリープ)があり、それぞれ対応が異なります。
がんにならないポリープは、多くの場合そのままにしておいても健康を害することはないため治療は行わず、定期的な検査で経過をみる場合が多いです。ただし、出血などの症状が現れる場合には、切除することもあります。
がんになる可能性のあるポリープの場合には、大腸内視鏡などで切除することが一般的です。直腸など大腸にできるポリープは腫瘍性のものが多く、治療の対象となる場合が多いです。
代表的な内視鏡治療には、ポリペクトミー、内視鏡的粘膜切除術(EMR)、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)などがあります。いずれの治療も一定のリスクがあるため、治療を行うかはポリープの性状や大きさに応じて判断します。
直腸がんの治療については、ユビー病気のQ&A「直腸がんの場合、主にどのような治療をしますか?」をご覧ください。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
日本消化器病学会.“患者さんとご家族のための大腸ポリープガイド2023”..https://www.jsge.or.jp/committees/guideline/disease/pdf/cp_2023.pdf,(参照 2025-01-20).
日本消化器内視鏡学会.“大腸にポリープがあると言われました。取らなくてもいいのでしょうか?”..https://www.jges.net/citizen/faq/large-intestine_07,(参照 2025-01-20).
日本消化器内視鏡学会.“大腸ポリープとはどんな病気ですか? ”..https://www.jges.net/citizen/faq/large-intestine_06,(参照 2025-01-20).
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