「食道アカラシア」とはどのような病気ですか?
食道の運動機能に障害が起こり、食べ物がうまく通過しなくなってしまう病気です。
食道では、筋肉が上から下へと収縮していくことで、胃へと食べ物を送っていきます。食道アカラシアは、食道と胃の繋がる部分にある「下部食道括約筋」という筋肉が収縮したまま緩まなくなってしまうことや、食道の筋肉の動きが悪くなることにより、食べ物や水分が食道から胃へと送られにくくなる病気です。
公開日:
最終更新日:
新潟大学大学院医歯学総合研究科 消化器科
吉岡 藍子 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
食道アカラシア
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
食道アカラシアの原因や考えられる症状には何がありますか?
食道の動きや胃からの逆流防止に関わる神経の障害が原因とされていますが、はっきりわかっていません。胸やお腹のつかえ感や、口の中への食べ物の逆流といった症状がよく見られます。胸の痛み、咳、体重減少などが見られることがあります。
食道アカラシアには初期症状はありますか?
食後の胸のつかえ感と食べ物の逆流が主な症状です。
食道アカラシアのセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
食道アカラシアとストレスは関係がありますか?
環境が変化したりストレスがかかったりすると、症状が悪化すると言われています。
食道アカラシアが疑われる場合、何科を受診したらよいですか? また、病院を受診する目安はありますか?
食後の胸のつかえ感や嘔吐が見られる場合は、消化器内科を受診しましょう。
食道アカラシアの場合、主にどのような治療をしますか?
薬物療法、内視鏡的バルーン拡張術、POEM(ポエム:内視鏡的筋層切開術)、外科手術が挙げられます。
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。