ぶどう膜炎は瞳孔が開く病気ですか?
原因によって瞳孔の変化はさまざまです。
ぶどう膜炎における瞳孔の変化は一様ではなく、炎症の部位や原因によって異なります。一般に、前部ぶどう膜炎では、瞳孔は縮瞳(瞳孔が小さくなる状態)を示すことが多いとされています。これは炎症により虹彩の働きが変化し、瞳孔を縮める方向に作用するためです。
さらに炎症が持続すると、虹彩後癒着(虹彩という目に入る光の量を調整する組織が、その背面にある水晶体がくっつく状態)が生じ、瞳孔の動きが制限されます。その結果、瞳孔が開きにくくなるだけでなく、形がいびつになる(瞳孔不整)こともあります。
一方で、中間部ぶどう膜炎や後部ぶどう膜炎では、炎症の主な部位が目の奥にあるため、瞳孔に明らかな変化がみられないことも少なくありません。
また、ヘルペスウイルスなどが関与する場合には、虹彩萎縮(虹彩の組織が薄くなり機能が低下する状態)が生じ、瞳孔を縮める力が弱くなることで、結果として瞳孔が大きく開いたように見える(散瞳様)こともあります。
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無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
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