結節性痒疹で皮膚がかゆく、掻きすぎてボコボコと盛り上がり腫れているのですが、対処法を教えてください。
抗ヒスタミン薬やステロイド外用薬でかゆみを抑え、保湿と掻き壊し防止が重要です。専門医の診察を推奨します。
結節性痒疹によるかゆみと皮膚の腫れは、まず原因となるかゆみを抑えることが重要です。
以下の対処法を試してみるとよいでしょう。
かゆみの抑制
局所的な炎症を抑えるために、ステロイド外用薬などが使用される場合もあります。また、強力なかゆみを軽減するために、抗ヒスタミン薬が処方されることがあります。
掻くことの抑制
掻きすぎが症状を悪化させるため、爪を短く保ち、かゆみを感じたら冷却シートや冷湿布で対処するのが効果的です。掻き壊しを防ぐため、保湿剤を使って皮膚を柔らかく保つことも重要です。
皮膚の回復促進
保湿剤を継続的に使用し、皮膚のバリア機能を整えます。
原因の排除
かゆみを引き起こす要因(例:アレルギー、刺激物)を見つけて、排除することで再発を防ぐことが可能です。
以上の方法が主な対処法ですが、症状でお困りの場合は早めに皮膚科専門医を受診し、詳細な診断と治療を受けてください。
公開日:
最終更新日:
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
結節性痒疹
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
「結節性痒疹」とはどのような病気ですか?
皮膚に暗褐色の硬いドーム状の盛り上がりがたくさんできる病気です。強いかゆみを伴います。
結節性痒疹の原因には何がありますか?
原因についてはまだよく分かっていません。
結節性痒疹ではどのような症状が見られますか?
強いかゆみを伴うしこりができます。
結節性痒疹の場合、主にどのような治療をしますか?
皮膚をかかないようにするほか、ステロイド軟膏などを使用します。
結節性痒疹が疑われる場合、何科を受診したらよいですか? また、病院を受診する目安はありますか?
皮膚のかゆみと盛り上がりが続く場合、皮膚科を受診しましょう。
結節性痒疹のセルフチェックはできますか?
症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできますが、診断には専門医の診察が必要になります。
結節性痒疹が治らない場合、どうすればよいですか?
薬の追加・変更を行います。原因となる全身の病気が隠れていないか検査することもあります。
結節性痒疹は指定難病ですか?
指定難病ではありません。
結節性痒疹はがんになりますか?
結節性痒疹そのものはがんにはなりません。
結節性痒疹を自分で治すことはできますか?
皮膚をかくことでどんどん悪化しますので、かゆみを抑えられない場合は無理せず皮膚科を受診しましょう。
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。