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採血の際に血管迷走神経反射で倒れることが恥ずかしいのですが、対処法はありますか?
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
睡眠を十分に取り、リラックスした状態で採血をすることが重要です。飲酒や脱水も避けるようにしましょう。
解説
迷走神経は、緊張や驚きなどで心拍数が上がった時に、身体を落ち着かせるために心拍数を減らすように働きかけます。つまり、緊張や痛み、ストレスなどを感じた際に、身体を落ち着かせようとして迷走神経反射が生じます。このため、できれば採血の際にあまり緊張しすぎずリラックスするとよいでしょう。
なお、睡眠不足や疲れている時などには迷走神経反射が起こりやすくなります。
迷走神経反射の対策
具体的な対策として、以下のようなものが挙げられます。
- リラックスする
- 睡眠を十分にとる
- 飲酒や脱水を避ける
- 横になって採血をする
- 摂取後は15分ほど椅子に座って休む
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(参考文献)
関連する質問
迷走神経反射とはどのような病気ですか?
神経の反射により血圧の低下や心拍数の減少が生じる病気です。失神の原因として最もよく見られます。
迷走神経反射の原因や考えられる症状には何がありますか?
長時間立ったまま・座ったままでいること痛み、恐怖、ストレス、疲労などで、副交感神経が優位になることで起こります。
迷走神経反射には初期症状はありますか?
気分の悪さや、発汗、冷や汗、視野異常、音の聞こえにくさ、脱力感などが起こり、最終的に失神に至ります。
迷走神経反射で医療機関を受診する目安はありますか?
迷走神経反射自体に大きな問題はありませんが、繰り返す場合は病気が隠れていることもありますので、受診をしましょう。
迷走神経反射の場合、何科を受診したらよいですか?
かかりつけ医に相談するか、循環器内科の受診を検討しましょう。
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