迷走神経反射に対して自分でできる、即効性のある対処法はありますか?
迷走神経反射を起こした際には、その場に座る、足を上げて横になる、水分補給をするといった対応をすることが推奨されます。
迷走神経反射に対して自分でできる即効性のある対処法として、いくつかの方法があります。
まず、反射が起こりそうな兆候(めまい、冷や汗、吐き気など)を感じた場合、速やかに座るか、できれば横になり足を高く上げることで、血流を脳に送りやすくし、失神を防ぐことができます。
また、長時間の立位を避け、足をこまめに動かしたり、ふくらはぎの筋肉を使うことで血流を促進し、反射の発生を防ぐことが可能です。
水分補給も重要です。脱水は迷走神経反射を引き起こす要因のひとつなので、日常的に水分をしっかりと摂取することが予防につながります。特に運動後や暑い環境では十分な水分補給を心がけましょう。
加えて、食後に突然の立ち上がりや急激な動作を控えることも予防策のひとつです。
生活リズムを整えることも、迷走神経反射を起こしにくくするため、十分な睡眠や休息をとること、バランスの良い食事を心がけることなども大切です。
公開日:
最終更新日:
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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