左脚前枝ブロックに自覚症状はありますか？

ほとんどが無症状ですが、心臓の機能低下に伴い、息切れやめまいなどが起こることがあります。心臓には、電気の伝わり方の変化を自然に調整する機能があるため、多くの方は左脚前枝ブロックがあっても症状を自覚しません。また、この状態がゆっくりと進行することも、症状が出にくい理由の一つです。しかし、心臓の収縮する力が低下したり、別の心臓の病気を合併している場合には、症状が現れることがあります。現れる可能性のある主な症状は以下の通りです。

• 息切れ（特に運動や階段を上る時）
• 疲労感や体がだるい感じ
• めまいや一時的に意識を失うこと
• 動悸（心臓の拍動を自覚すること）

症状の程度は、年齢や全身の健康状態、心臓に他の病気があるかどうかによって個人差があります。たとえ現在無症状であっても、将来的に症状が出たり、変化したりする可能性があるため、定期的に心臓の検査を受けることが重要です。