てんかんの場合、主にどのような治療をしますか?
抗てんかん薬の服用により、発作を抑制します。抗てんかん薬で治りにくい場合は外科的治療も検討します。
脳波検査で異常が見られた場合や発作が2回以上起きている場合、てんかんの治療を開始します。
てんかん治療の中心は薬物治療ですが、外科治療を行う場合もあります。
薬物治療
てんかんの治療薬にはバルプロ酸、カルバマゼピン、ラモトリギンなどさまざまな種類があります。薬によって作用機序や副作用が異なるため、症状や患者さんと薬の相性に合わせて使い分けます。
薬は点滴する場合や内服する場合があり、病気の状態によっては入院が必要なこともあります。状態が安定すれば、外来通院で薬の内服を継続します。薬の服用は生涯続けなくてはいけない場合と、途中で終了できる場合とがあります。
外科治療
CTやMRIで原因となる病気がわかる場合など、一部のてんかんでは外科治療を行います。具体的な手術の内容は場合によって異なります。
治療の内容や進め方は患者さんによって異なるため、主治医とよく相談しましょう。
新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科
武井 悠香子 監修
(参考文献)
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