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一般的にどのような治療を行いますか?
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
長時間の立ちっぱなしを避けるなど、生活習慣の改善を行います。多くの場合、弾性ストッキングを使用します。手術を行うこともあります。
解説
生活習慣の改善に取り組みます。
具体的には、
- 長時間の立ちっぱなしを避ける
- 習慣的に運動(つま先の上げ下げ、あおむけに横になっての足上げ、ウォーキングなど)をする
- 安静時には、下肢挙上(足を心臓よりも高くして血の流れを促すこと)を行う
といったことに注意します。
また、ほとんどの場合、弾性ストッキングを着用するようにします。
以上の治療法以外に、病状によっては手術を行うことも考えます。
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関連する病気と症状
(参考文献)
伊藤孝明 久木野竜一 高原正和他. 下腿潰瘍・下肢静脈瘤診療ガイドライン. 日皮会誌. 2011, 121, p.2431-2448.
孟 真. 慢性下肢静脈不全とその治療.心臓 . 2016, 48, p.275−280.
関連する質問
治療を開始してから治るまでの流れが知りたいです。
弾性ストッキング等を用いた保存的治療や、手術が行われます。手術の場合、入院期間は日帰り~5日程度になります。
医療機関を受診する目安はありますか?
足の痛みやむくみなどの症状があれば受診してください。
手術後に、日常生活で気を付けることは何でしょうか?
立ち仕事を避けること、安静時の下肢挙上、習慣的な運動、弾性ストッキングの着用が大切です。
どのような手術をしますか?
こぶをつくっている静脈を取り除く手術をします。固めたり焼いたりすることもあります。
一般的にどのような薬を飲んで治療しますか? 副作用はありますか?
血栓が原因の場合には、血液を固まりにくくする薬を使用します。副作用として出血しやすくなります。
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