ウイルス性胃腸炎
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ウイルス性胃腸炎の潜伏期間はどれくらいですか?
新潟大学大学院医歯学総合研究科 消化器科
吉岡 藍子 監修
潜伏期間は、平均して1〜3日くらいです。
ウイルス性胃腸炎の腹痛や下痢などの症状は、原因となる食べ物などを食べた直後に起こるわけではありません。ウイルスが増殖して症状が出るまでの「潜伏期間」と呼ばれる日数を経てから症状が現れます。
代表的なウイルス性胃腸炎の原因となるウイルスと、潜伏期間は以下のとおりです。
ノロウイルス:1~2日
冬場に多く、魚介類の生食などで感染します。
ロタウイルス:2~4日
乳幼児がかかりやすく、5歳までにほぼ全ての子供が感染するとされています。
アデノウイルス:3~10日
乳幼児がかかりやすく、下痢などの症状が続く期間が長いと言われています。
その他
サポウイルス(12~48時間)、アストロウイルス(1~4日)
(参考文献)
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