クラミジア感染症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
気になる症状があれば、婦人科か泌尿器科を受診してください。症状がなくても感染の不安がある場合は受診しましょう。
クラミジアに感染した可能性がある場合は、婦人科あるいは泌尿器科を受診しましょう。尿道や腟、子宮頸部などの性器の他に、直腸や喉にも感染するため、血便なら消化器内科、咽頭痛があれば耳鼻咽喉科への受診も検討しましょう。迷う場合は婦人科・泌尿器科で構いません。
また、パートナーと一緒に治療をしないと再度感染しますので、疑わしい症状がある場合は早めに受診し、診断された場合はパートナーにも受診してもらいましょう。
なお、下記のような感染の心当たりがある場合も受診をおすすめします。
- 新しい性的パートナーや複数のパートナー、性感染症のあるパートナーがいる
- コンドームを使用しない性行為をした
公開日:
最終更新日:
東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
(参考文献)
van Liere GA et al. Standard symptom- and sexual history-based testing misses anorectal Chlamydia trachomatis and neisseria gonorrhoeae infections in swingers and men who have sex with men. Sex Transm Dis. 2013, 40, p.285-289.
World Health Organization.“WHO Guidelines for the Treatment of Chlamydia trachomatis”.National Library of Medicine.https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK379707/,(参照 2023-07-14).
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Rodrigues R et al. Therapeutic Options for Chlamydia trachomatis Infection: Present and Future. Antibiotics (Basel). 2022, 11, p.1634.
Hocking JS et al. Update on the Epidemiology, Screening, and Management of Chlamydia trachomatis Infection. Infect Dis Clin North Am. 2023, 37, p.267-288.
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