手首が痛い場合に効果的なテーピングのやり方やサポーターはありますか?

適切にサポーターやテーピングを使用すると症状の軽減に効果があります。

解説

手首が痛い場合、どのような動きをすると痛いかを踏まえた、効果的なテーピングのやり方やサポーターがあります。

手首のケガにはさまざまな種類があります。痛みが続く場合にまず重要なことは、病院を受診して診断をはっきりさせることです。
手首の痛みの原因が捻挫や腱鞘炎であった場合でも、痛みが改善するまでに時間がかかることがあります。安静が一番の治療となることが多いですが、日常生活でどうしても手を使わなくてはいけない場面では、サポーターやテーピングが有用です。

手首を反らしたり捻ったりした際に痛みが強まる場合

サポーターは、中に薄い板が含まれるものを選ぶと、固定性が高くなり症状が抑えられやすいです。親指を動かした際に痛みが強まる場合には、親指の周りを制御する構造があるものを選びましょう。

物を強く握ったり体重をかけたりした時に痛みが強まる場合/軽い運動は出来る場合

テーピングも選択肢となります。さまざまな方法がありますが、一人でもできる方法には以下のものがあります。

一人でもできるテーピングの方法

4cm前後の少し幅が広く、伸縮性のないテープを用意します。
手首にあるシワが完全に隠れる位置を目安に、1枚のテープで手首のまわりを2~3周巻きます。この時、あまり強く巻きすぎないように注意しましょう。
手首が痛い場合のテーピングの方法のイラスト

公開日

最終更新日

山田記念病院 整形外科 整形外科部長

濱畑 智弘 監修

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(参考文献)

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