腱鞘炎

手の使い過ぎにより腱鞘や腱そのものが炎症を起こし、指や手首に痛みを感じる病気です。

日常的に手や指をよく使う習慣がある人がなりやすいです。また、更年期や妊娠中の女性もなりやすい傾向にあります。

痛みを避けるために指をあまり動かさなくなると、関節が固まって動かしにくくなることがあります。

片手の親指でスマホの操作を続けると、親指が酷使されて腱鞘炎の原因になることがあります。

手首の親指側にある腱に生じる腱鞘炎が「ドケルバン病」、手のひらの指の付け根の腱に生じる腱鞘炎が「ばね指」です。

手首や指の長時間にわたる酷使を控え、手首や指のだるさを感じたら作業をやめるようにしましょう。

若年層でも腱鞘炎になるリスクがあります。

指の付け根に痛みや腫れを生じたり、指の曲げ伸ばしの際に引っ掛かったりします。

骨折や細菌感染症、関節症、リウマチなどの関節炎と症状が似ていることがあります。

指や手首に痛みが生じたり、動きが悪くなったりします。

腱鞘炎の症状や原因、おすすめの病院や対処方法は症状検索エンジン「ユビー」で調べられます。

症状が急に悪化した時や、患部に赤みがあって熱を持っている時は、速やかに整形外科を受診しましょう。

整形外科を受診しましょう。

ほとんどの場合、問診と医師による診察だけで診断することができます。

検査は不要なことが多いですが、症状に応じて画像検査や血液検査を行うこともあります。

指の曲げ伸ばしをなるべく控えて安静にします。塗り薬を使用したり、注射や手術をしたりすることもあります。

まずは安静にして手を使わないようにします。改善が見られない場合は、薬物治療や注射、手術などの治療を行います。

手を休ませることが重要です。痛む場所を押して確認したり、動かして引っ掛かるかどうか試したりすることも控えましょう。

発症初期は冷却が有効ですが、長く続いている症状に対しては温めて血行を良くすることが効果的です。

3～6週間は安静にしましょう。 やむを得ず手や指を使う際は、テーピングなどで患部への負担を抑えましょう。

ドケルバン病では親指を広げる動きを、ばね指では強く握り込む動きを避けることが大切です。

腱鞘炎の治癒期間は治療内容や個人差による違いはありますが、数週間から数ヶ月かかることが一般的です。

アイシングや安静、軽いストレッチなどが有効です。

消炎鎮痛剤の塗り薬や湿布を使用します。飲み薬を使用することもあります。

ステロイドの注射や手術の実施を考えます。