腱鞘炎の診断は、どのようにして行いますか?
ほとんどの場合、問診と医師による診察だけで診断することができます。
腱鞘炎の症状は典型的なものが多く、通常は問診や医師の診察だけで診断を下すことが可能です。ただし、診断の補助として超音波検査を行って、腱の状態をチェックすることがあります。
なお、腱鞘炎の種類を確認するために、以下のような検査が行われます。
ばね指
痛みの場所や、ばね現象の有無をチェックします。ばね現象とは、指を深く曲げると引っ掛かって伸びなくなり、強く力を入れて伸ばすと指が痛みを伴いつつばねのように急に伸びる現象です。
ドケルバン病
痛みの場所や親指を握り込んだ際の痛みの様子を見る「フィンケルシュタインテスト」を行います。
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最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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腱鞘炎に対しては、一般的にどのような治療を行いますか?
指の曲げ伸ばしをなるべく控えて安静にします。塗り薬を使用したり、注射や手術をしたりすることもあります。
ドケルバン病とばね指で治療方法は異なりますか?
ドケルバン病では親指を広げる動きを、ばね指では強く握り込む動きを避けることが大切です。
腱鞘炎の治療を開始してから治るまでの流れが知りたいです。
まずは安静にして手を使わないようにします。改善が見られない場合は、薬物治療や注射、手術などの治療を行います。
腱鞘炎の症状をセルフチェックできますか?
腱鞘炎の症状や原因、おすすめの病院や対処方法は症状検索エンジン「ユビー」で調べられます。
腱鞘炎が疑われる時には、どのような検査を行いますか?
検査は不要なことが多いですが、症状に応じて画像検査や血液検査を行うこともあります。
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