腱鞘炎
と症状の関連性をAIで無料でチェック

体調に不安がある、あるいは医療機関への受診を考えている方向けに、20〜30問程度の質問に答えることで関連する病名や適切な受診先や調べられる症状検索エンジン「ユビー」を無料で提供しており、多くの患者様にご利用いただいています。
気になる病気や症状がありましたら、ぜひご利用ください。
https://ubie.app/

腱鞘炎の初期では、手や指の軽い痛みや違和感を感じます。指を強く握り込んだ時だけ、朝起きた直後だけ、たくさん指を使った後だけなど、限られたタイミングのみ痛みを感じることもあります。また、痛みはなく指や手首の動かしにくさだけを感じることもあります。思い当たる症状がある時は、整形外科を受診しましょう。

腱鞘炎と症状が似ている病気として、下記のようなものが挙げられます。

手の炎症を生じる病気

骨折や細菌感染症、リウマチなどの関節炎といった炎症を生じる病気でも、腱鞘炎と同じような症状になることがあります。特に強い痛みや腫れが急に起こった場合は、骨折や細菌感染症など、早急な治療を要する病気が原因となっている可能性があります。

指の動かしづらさを生じる病気

軟骨がすり減る関節症や、手のひらの構造の一部が硬直する「デュプイトラン拘縮」という病気でも、指の動かしづらさを生じることがあります。これらの病気は早急な治療を要するわけではありませんが、一度整形外科を受診しましょう。

腱鞘炎になると痛みや腫れ、指の動かしにくさなどが生じます。腱鞘炎には大きく「ばね指」と「ドケルバン病」の2種類があり、それぞれ具体的な症状も異なります。

ばね指

手のひらの指の付け根に痛みを感じます。親指、中指、薬指に多いです。特徴的な症状として、指を深く曲げると引っ掛かって伸びなくなり、強く力を入れて伸ばすと指が痛みを伴いつつばねのように急に伸びる現象（ばね現象）が見られます。

ドケルバン病

手首の親指側に痛みを感じます。親指を伸ばした時や手を広げた時、物を強く握った時などに痛みを感じます。また、炎症が強いケースでは腫れがひどくなることがあります。