ユビー

肘に症状がある
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック

更新日:2023/11/25

監修医師:
濱畑 智弘(山田記念病院 整形外科・部長)

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肘に症状があるという症状について「ユビー」でわかること

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「肘に症状がある」はどんな症状ですか?

肘に症状があるとは

「肘に症状がある」に関連する主の病気には、関節リウマチ、変形性関節症、肘関節脱臼・肘内障などがあります。

肘に症状がある」に関連する症状はありますか?

  • 痛みで腕が曲げられない

  • 肘の所に痛みを感じる

  • 右肘に違和感がある

「肘に症状がある」のQ&A

  • A.

    スポーツや仕事による肘の使い過ぎや、骨折や脱臼などのケガが原因として考えられます。また、首などの神経の障害が原因の場合もあります。

    解説

    肘の痛みを引き起こす病気にはいくつかの原因があります。
    以下は原因ごとに引き起こされる病気の例です。

    ケガが原因の場合

    スポーツや仕事で転倒し肘を強打すると、骨折や筋腱の損傷を起こします。
    骨粗鬆症がある方では、それほど強くぶつけなくても骨折を生じる場合があります。

    肘頭(ちゅうとう)骨折

    肘を直接地面にぶつけると起こしやすい骨折です。肘の曲げ伸ばしが出来なくなります。

    橈骨近位端骨折

    手をついて転んだ際に起こしやすい骨折です。肘の曲げ伸ばしや手首を動かした際に肘の周りに痛みを感じます。腫れがあまり強くないことがあり注意が必要です。

    上腕骨顆上(かじょう)骨折

    子どもが高いところから落ちて手をついた際に起こしやすい骨折です。変形がひどい場合には手術を要する場合があります。

    脱臼

    手をついて転んだ際には肘の関節が外れることが稀にあります。変形とともに肘の曲げ伸ばしが出来なくなります。この場合、靭帯損傷を伴う場合があります。

    肘の靭帯損傷

    肘の運動にはさまざまな靭帯が関係しています。靭帯が傷つき、肘のぐらつき(不安定性)が生じた場合には手術が必要になる場合があります。

    肘の酷使が原因の場合

    上腕骨外側上顆炎

    テニス肘とも呼ばれます。手や指を伸ばすための筋肉の腱が、肘の周りで腱鞘炎をおこす病気です。

    上腕骨内側上顆炎

    ゴルフ肘とも呼ばれます。手や指を曲げるための筋肉の腱が、肘の周りで腱鞘炎を起こす病気です。

    野球肘

    繰り返し投球を行うことで起こる肘の病気の総称です。内側や外側、後ろ側と広い範囲で肘が傷つきます。

    変形性肘関節症

    老化とともに肘の軟骨(骨と骨の衝突や摩擦を防ぎ、関節の動きを滑らかにしている組織)がすり減り、骨が変形してきます。スポーツや重労働が病気の進行の原因となります。

    肘部管症候群

    骨の変形や筋肉・靭帯が神経を圧迫して、肘の内側から小指にかけてしびれや痛みを起こします。

    肘の炎症が原因の場合

    痛風や関節リウマチによる関節炎

    これらの病気では、肘の関節に炎症を起こし痛みが起こります。肘以外の関節にも炎症を起こす場合があります。

    滑液包炎

    肘の骨と皮膚の間には滑液包というクッションの役割を果たす袋状の構造があります。ここに炎症を起こすと、肘の後ろ側に水がたまって見えます。

    蜂窩織炎

    肘の皮膚近くに細菌感染症をおこすことがあります。

    その他の原因

    首の病気

    頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアといった首の神経が圧迫される病気では、肘のまわりにしびれや痛みを起こす場合があります。

    骨腫瘍(腫れ物やしこり)

    頻度は多くありませんが、骨の腫瘍による痛みが起こる場合があります。

    「ユビー病気のQ&A」を見る
  • A.

    多くはありませんが、骨に出来た転移性骨腫瘍による痛みの可能性はあります。

    解説

    肘にがんができた場合、肘に強い痛みを感じる場合があります。
    骨が原因の腫瘍(=腫れ物やしこり、骨腫瘍)が出来る場合は多くはありません。しかし、内臓にできたがんが血流にのって肘にたどり着き、肘で増殖を始める場合があります。これを「転移性腫瘍」と呼び、これにより、肘の痛みが生じる可能性はあります。また、転移性骨腫瘍が首に生じた場合にも、首から生じる腕の神経痛のため肘に痛みを感じることがあります。
    内臓のがんは相応に進行してから骨への転位が生じるため、肘の痛みより先に何かしらの内臓の症状が見つかっている場合が多いです。もし内臓のがんの治療を行っている方で、肘の痛みが新たに始まった場合には、転移性骨腫瘍の可能性にも注意しましょう。

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  • A.

    肘の痛みが続く場合には、骨折や腱鞘炎など適切な治療を受けないと、その後も症状が改善しない病気の可能性があります。

    解説

    肘の痛みがなかなか治らない場合、適切な治療を受けないとその後も症状が改善しない可能性があります。現時点で日常生活に大きな支障がないとしても、なかなか痛みがよくならない場合には病院を受診しましょう。
    以下のような病気の場合は注意が必要です。

    ケガが原因の場合

    スポーツや仕事で転倒し肘を強打すると骨折や筋腱の損傷を起こします。
    骨粗鬆症がある方では、それほど強くぶつけなくても骨折を生じる場合があります。

    橈骨近位端骨折

    手をついて転んでから肘の周りの痛みが続く場合に可能性があります。レントゲンでも骨折線が分かりにくい場合があります。

    肘の靭帯損傷

    肘の運動にはさまざまな靭帯が関係しています。靭帯が傷つくことで、肘のぐらつき(不安定性)が生じた場合には手術が必要になる場合があります。

    肘の酷使が原因の場合

    上腕骨外側上顆炎

    テニス肘とも呼ばれます。手や指を伸ばすための筋肉の腱が、肘の周りで腱鞘炎をおこす病気です。

    上腕骨内側上顆炎

    ゴルフ肘とも呼ばれます。手や指を曲げるための筋肉の腱が、肘の周りで腱鞘炎を起こす病気です。

    野球肘

    繰り返し投球を行うことで起こる肘の病気の総称です。内側や外側、後ろ側と広い範囲で肘が傷つきます。

    変形性肘関節症

    老化とともに肘の軟骨(骨と骨の衝突や摩擦を防ぎ、関節の動きを滑らかにしている組織)がすり減り、骨が変形してきます。スポーツや重労働が病気の進行の原因となります。

    肘部管症候群

    骨の変形や筋肉・靭帯が神経を圧迫して、肘の内側から小指にかけてしびれや痛みを起こします。

    肘の炎症が原因の場合

    痛風や関節リウマチによる関節炎

    これらの病気では、肘の関節に炎症を起こし痛みが起こります。肘以外の関節にも炎症を起こす場合があります。

    その他の原因

    首の病気

    頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアといった首の神経が圧迫される病気では、肘のまわりにしびれや痛みを起こす場合があります。

    骨腫瘍(腫れ物やしこり)

    頻度は多くありませんが、骨の腫瘍による痛みが起こる場合があります。

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肘に症状があるという症状はどんな病気に関連しますか?

肘に症状があるという症状の原因となる主な病気は次のとおりです。
  • 腱鞘炎
  • 関節リウマチ(類縁疾患も含む)
  • 慢性疼痛
  • 乾癬性関節炎
  • 若年性特発性関節炎(JIA)
  • シェーグレン症候群(Sjögren症候群)
  • 肘関節脱臼・肘内障
  • 癌性疼痛
  • 先天性血友病
  • 変形性関節症
すぐに病院を受診すべき、肘に症状がある場合に関連する病気もあります。
  • 肘関節脱臼・肘内障
  • 減圧症

肘に症状があるという症状について、医師からのよくある質問

  • 肘が痛みますか?
  • 肘を曲げのばしすると肘の痛みは悪化しますか?
  • 肘の痛みは夜寝ているときもありますか?
  • 肘の痛みはドアノブを回す時に悪化しますか?
  • 肘の痛みはタオルを絞るような動作で悪化しますか?

最新のガイドライン・医療水準を取り込んだデータベースを元に関連する病気・症状を表示しています。

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監修医師

山田記念病院 整形外科・部長
濱畑 智弘 先生

診療科・専門領域

  • 整形外科
慈恵医大を卒業。 浅ノ川総合病院、厚生中央病院を経て2021年4月より浅草病院 整形外科に勤務。 整形外科一般および人工関節置換術を専門とする。 より広い視点で医療を捉えなおすことが出来るように2020年4月より立教大学ビジネスデザイン研究科に入学、2022年3月に卒業しMBA取得。
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