肘が痛い場合の治療や予防方法には何がありますか?
原因によって異なります。例えば、肘の酷使が原因で痛みが生じている場合は、安静・ストレッチ・サポーターの使用により、症状の改善や再発防止ができます。
肘の痛みにはいくつかの原因が考えられます。
強い痛みがある場合や腫れがある場合には、まずは病院を受診して原因をはっきりさせる必要があります。
痛みがそれほど強くなく、腫れもほとんど無い場合には肘の酷使が原因の可能性があります。代表的な病気に上腕骨外側上顆炎(テニス肘)があります。
肘の酷使が原因の場合は、安静および適度なストレッチで症状が改善する場合があり、ストレッチでは、肘を伸ばして手首を手前や奥に倒すストレッチが有効なことが多いです。
市販のものでもよいので、肘のサポーターの使用も有効な場合があります。
症状が改善したあとも、過度なスポーツや重量物の扱いでは肘の痛みが再発することがあるため、すぐに負荷をかけすぎないよう注意が必要です。
公開日:
最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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