肘が痛い場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
肘に強い痛みがある場合や、肘に負担をかけず数日安静にしていても痛みの改善がみられない場合には、整形外科を受診しましょう。
肘の痛みを起こす病気の原因は、骨や筋肉・靭帯・神経にあることがほとんどです。
この診察を専門的に行うのは整形外科のため、症状が見られる場合は整形外科を受診しましょう。
肘の打撲や、転倒した後から肘に強い痛み・腫れ・動かしにくさが起こった場合には、骨折や脱臼・靭帯損傷などのケガの可能性があります。適切な処置を行わなければ損傷が拡がる可能性があるため、早急を受診しましょう。
また、ケガのきっかけがなく肘の痛みが始まった場合には、肘の酷使が原因の病気の可能性があります。強い痛みでなければ、肘を使わずに安静にすることで症状が改善していくか様子をみることができますが、強い痛みがある場合や、数日安静にしていても痛みが改善しない場合には、受診を検討しましょう。
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最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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「肘が痛い」とはどのような症状ですか?
肘のまわりに痛みを感じます。原因によって痛みの感じ方や強まり方が異なります。
肘が痛い場合にセルフチェックはできますか?
原因によって異なります。例えば、肘の使い過ぎや外傷が原因の場合には自身で応急手当もできますが、なるべく早く医師の診察と治療を受けましょう。
肘が痛い原因や考えられる病気には何がありますか?
スポーツや仕事による肘の使い過ぎや、骨折や脱臼などのケガが原因として考えられます。また、首などの神経の障害が原因の場合もあります。
肘の痛みの原因ががんである可能性はありますか?
多くはありませんが、骨に出来た転移性骨腫瘍による痛みの可能性はあります。
肘の痛みがなかなか治らない場合、どのような病気が考えられますか?
肘の痛みが続く場合には、骨折や腱鞘炎など適切な治療を受けないと、その後も症状が改善しない病気の可能性があります。
肘の骨の内側を押すと痛みがあるとき、どのような病気が考えられますか?
肘の内側を押して痛いときには、ゴルフ肘と呼ばれる上腕骨内側上顆炎や肘部管症候群、変形性肘関節症などの病気が考えられます。
肘の骨の外側を押すと痛みがあるとき、どのような病気が考えられますか?
肘の外側を押して痛いときには、テニス肘と呼ばれる上腕骨外側上顆炎などの病気が考えられます。
肘を伸ばした時に痛みを感じる場合には、どのような病気が考えられますか?
ケガの後から肘を伸ばすときの痛みを感じる場合には、骨折の可能性があります。
肘が痛い場合の治療や予防方法には何がありますか?
原因によって異なります。例えば、肘の酷使が原因で痛みが生じている場合は、安静・ストレッチ・サポーターの使用により、症状の改善や再発防止ができます。
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