手首が痛い状況が続く場合、病院に行くべきですか?
疲労骨折など放置するとより状況が悪化するものがあるため、病院に行きましょう
手首が痛くなる原因にはさまざまなものがあります。なかには放置することで状況がより悪化するものもあります。
スポーツや事故に限らず、転倒の際には手をついて体や頭を守ろうとします。はっきりと手首の変形や内出血があれば骨折と分かりますが、意外と動かせてしまう場合は骨折と分かりにくい場合があります。
その理由としては、手首のまわりには骨がいくつもあるため、ある特定の動作だけ強い痛みがでるような場合などがあるためです。
転倒後数日してもあまり痛みがひかない場合には、骨折の可能性が否定できないため、状況が悪化する前に診察を受けるようにしましょう。
ケガのあとに急に強い痛みが始まった場合と異なり、徐々に痛みが悪化してくる場合にはしばらく様子をみてしまう方がいます。この場合でも、疲労骨折といって手首に負荷が蓄積することによって生じる骨折があります。野球や体操のようなスポーツや、工具を使用するような仕事など長時間手を使用する作業に長期間関わっていれば生じる可能性のある骨折です。
原因となる作業から離れて手首を守らなければいつまでも治らない場合があります。診断をはっきりさせるためにも、痛みが続く場合には病院を受診しましょう。
公開日:
最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
手首が痛い
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。