手首の小指側の骨の出っ張りと痛みの原因は何でしょうか?MRI検査は必要ですか?
40代・女性のご相談
左手首の小指側が痛むとのことで、心配ですね。転んでからずっと痛みが続いているのは、本当に辛いことだと思います。整形外科でレントゲンを撮っても異常がないと言われたのに、薬を飲んでも痛みが取れないのは不安ですよね。
手首は日常生活でよく使う部分なので、どうしても負担がかかりやすいですし、神経が多いので痛みを感じやすい場所でもあります。
手首の痛みにはいくつかの原因が考えられますが、今の状況では以下のようなことが考えられます。
【考えられる原因】
1. TFCC損傷
手首の小指側にある組織が傷つくことがあります。これが原因で、手首を押したり動かしたりすると痛むことがあります。レントゲンには映らないので、MRI検査が必要になることがあります。治療には時間がかかることもあり、場合によっては装具を使ったり手術を考えることもあります。
2. 骨折
手首には小さな骨がたくさんあり、レントゲンだけでは見つけにくい骨折もあります。ずれていない骨折なら、手術は必要ないことが多いですが、安静にしていないと痛みが長引くことがあります。
3. 腱鞘炎
手首をよく使うと、腱とその周りの組織が炎症を起こし、痛みや腫れが出ることがあります。特に手首をよく動かす作業をしていると、治りにくいことがあります。
【次のステップ】
- 整形外科の受診:手首の痛みが続く場合は、整形外科でMRIなどの検査を受けると、より詳しい原因がわかるかもしれません。
- 装具による固定:薬だけで痛みが取れない場合、装具を使って手首を安静にするのが効果的なことがあります。特にTFCC損傷や腱鞘炎には有効です。
- リハビリテーション:ストレッチや筋力トレーニングで手首の機能を回復させることができますが、まずは正しい診断を受けてから始めるのが大切です。
【まとめ】
手首の小指側の痛みには、いくつかの原因が考えられます。整形外科で詳しい検査を受けて、適切な治療を受けることをお勧めします。痛みが早く和らぐように願っています。お近くの整形外科を探す際には、インターネットで検索してみてくださいね。
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