ガングリオン
「ガングリオン」とは、ゼリー状の物質がつまった膨らみが手や足などに生じる病気です。特に20〜50代の女性に多い病気ですが、必ずしも仕事や運動などで手や指をよく使う人に限ってできやすいというわけではなく、発症のメカニズムは明確にはわかっておりません。症状がないことが多いですが、悪性腫瘍などの可能性もありますので、しこりを感じたら整形外科を受診しましょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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ガングリオンとはどのような病気ですか?
ゼリー状の物質がつまった膨らみが手や足などに生じる病気です。
ガングリオンを放置するとどうなりますか?
特に症状がなければ、放っておいても問題ありません。
ガングリオンと症状が似ている他の病気はありますか?
脂肪腫(しぼうしゅ)、粉瘤(ふんりゅう)、神経鞘種(しんけいしょうしゅ)などがあります。
どのような人がガングリオンになりやすいですか?
特に20〜50代の女性に多いです。
ガングリオンと悪性の腫瘍などとの区別の方法はありますか?
見た目での判断は難しいです。専門医の診察を受けましょう。
ガングリオンは体のどの部位にできやすいですか?
手首の周囲にできることが大半です。
肩にガングリオンができることはありますか?
肩の関節近くにガングリオンが出来ることがあります。
10代や20代などの若年層でもガングリオンになるリスクはありますか?
20代の女性の方が、手首に負担のかかる作業を長時間続けていると、リスクが高い可能性があります。
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ガングリオンの手術の内容はどのようなものですか?日帰りで終わりますか?
ゼリーが貯まってしまうふくろを摘出します。
ガングリオンの治療中に、日常生活で気を付けることは何でしょうか?
適度に患部を休ませることが有用と考えられています。
一般的にどのような治療をガングリオンに行いますか?
注射器で中身を吸い取る治療を行います。
ガングリオンはどのくらいの期間で治りますか?治療を開始してから治るまでの流れを教えてください。
期間は一概には言えません。注射針による穿刺後、すぐに再発してしまう場合は手術の必要性が検討されます。
ガングリオンに対して自分でできる、即効性のある対処法はありますか?
自分でできる即効性のある対処法はありません
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