ガングリオンはどのくらいの期間で治りますか?治療を開始してから治るまでの流れを教えてください。
期間は一概には言えません。注射針による穿刺後、すぐに再発してしまう場合は手術の必要性が検討されます。
ガングリオンがどのくらいの期間で治るかについては、個人差が大きく、一概には言えません。
例えば、子どもにできたガングリオンは、早いうちに自然と消えてしまうことが多いとされます。
一方で、年長者にできたガングリオンや再発したガングリオンでは、自然と消えるまでに数ヶ月から数年かかることもあります。
このように、時間をかけて自然に消えてしまうのを待つ方もいれば、痛みやしびれのため、早急な処置を希望される方もいます。
その場合には、ガングリオンの診断もかねて、注射針を用いて穿刺し吸引することで、早急にガングリオンを小さくすることができます。
ただし、この方法は根治が期待できるものではなく、数ヶ月後、早ければ数日後にも再発してしまう方もいらっしゃいます。
2、3度穿刺しても早急に再発してしまう場合では、穿刺法による根治が期待できないと判断されます。
何度も注射針を刺すことによる神経や血管の損傷のリスクや、細菌感染症のリスクを考えると、手術が望ましい場合があります。
ガングリオンのできた場所によって、手術の方法やかかる時間、傷の大きさが異なります。
手術の詳細については、担当医に十分に確認しましょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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