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O脚が疑われる場合、何科を受診したらよいですか? また、受診の目安はありますか?
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
痛みや歩きづらさがあれば整形外科を受診しましょう。子供の病的なO脚の場合、小児科で治療を行うことがあります。
解説
病院を受診すべき場合
痛みや歩きづらさがある場合には、整形外科を受診しましょう。膝や股関節の動きや歩行の様子を確認したり、必要に応じてレントゲンやエコーなどの画像検査を行ったりして、病気の有無や治療の必要性をチェックします。
また、子供の病的なO脚で治療を要する場合、小児科で治療を行う場合があります。
受診が必要ない場合
2歳くらいまでは、3〜4cmほど膝の間が開くくらいの軽度のO脚は、正常な成長のうちです。正常な成長によるO脚は左右対称であり、痛みや膝の機能の異常は生じません。この場合には、受診の必要はありません。
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関連する病気と症状
(参考文献)
関連する質問
自分でできるO脚の予防はありますか?
大人のO脚の原因である変形性膝関節症は、食事や運動習慣を気をつけることが予防につながります。
O脚の変形が進んだ場合、どのような手術を行いますか?
子供の難治例では矯正骨切り術や成長抑制術を行う場合があります。大人では、年齢や症状に合わせて骨切り術や人工膝関節置換術が行われます。
O脚の場合、主にどのような治療をしますか?
子供の成長に伴うO脚は、自然に改善されるため治療は特に必要ありません。病的なO脚では、装具や薬を用いた治療や手術を症状に応じて行います。
O脚には初期症状はありますか?
初期には見た目の変化しか見られないことも多いです。くるぶしを揃えて立たないとわからないほど軽度の変形の場合もあります。
O脚の原因や考えられる病気には何がありますか?
2歳くらいまでは正常な成長に伴って軽度のO脚が見られます。大人では加齢により膝の軟骨がすり減ることなどが原因となります。病的なO脚では、バランスの悪い歩行や歩行時の痛みが症状として見られます。
O脚に関連する病気や症状
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