変形性膝関節症
「変形性膝関節症」とは、膝の軟骨がすり減り、膝関節の変形や痛みを生じる病気で、特に中高年以降の年代で多く見られます。早期に診断・治療することで、症状の進行を防ぐことができるため、膝に痛みがある場合は早めに整形外科を受診しましょう。
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
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膝の軟骨がすり減って骨同士が直接接触することで、膝の痛みや変形、動かしにくさが生じる病気です。
はっきりした原因がない一次性(原発性)の場合と、外傷や基礎疾患によって生じる二次性(続発性)の場合があります。
変形性膝関節症が最も多いと言われます。
肥満や遺伝の他、骨折や靱帯・半月板などの損傷、化膿性関節炎の後遺症などが考えられます。
高齢者や肥満の方、普段から膝を酷使する活動をしている方などに多く見られます。
変形性膝関節症を放置しておくと、病気が悪化して日常生活に支障が出てくるようになることがあります。
症状について
受診について
治療について
長時間の正座、激しいスポーツ、長距離のランニングなどは避けましょう。
まずは保存治療(手術以外の治療)として、リハビリ、痛み止めの内服、膝関節への注射、湿布の外用などを行います。保存治療で効果が得られない場合は手術を行うこともあります。
太ももの筋力トレーニングや、膝の周囲のストレッチを行います。また、ウォーキングや水泳などの有酸素運動も有効です。
ヒアルロン酸注射は、週1回の治療を5回行います。その後の継続必要性は医師が判断します。
主な副作用は、関節の痛みや腫れです。注意すべき副作用は細菌感染症とアレルギー反応です。
ヒアルロン酸注射によって、膝関節の痛みを緩和したり、膝の動きを良くすることができます。
効果としては、膝の保温、安定感がありますが、デメリットとして、皮膚のかぶれや筋肉の衰えがあります。
一度すり減ってしまった軟骨は元に戻らないため、自力で治すことはできません。予防することが重要です。
薬や注射、リハビリテーション、装具療法などの保存療法の効果が見られなくなったときに手術を検討します。
薬について
(参考文献)
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