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変形性膝関節症のリハビリでは何を行いますか?
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
太ももの筋力トレーニングや、膝の周囲のストレッチを行います。また、ウォーキングや水泳などの有酸素運動も有効です。
解説
変形性膝関節症のリハビリでは第一に、可動域の向上を目指したストレッチや、膝周囲の柔軟性強化が行われます。さらに、大腿四頭筋やハムストリングといった太ももの筋力を強化することで、膝関節の安定性を向上させます。
また、有酸素運動(ウォーキング、水泳、サイクリング、ゴルフ、太極拳など)の有効性も指摘されており、週に2〜3回、1回30分程度を目処に取り組むと効果的とされています。特に水中での有酸素運動は膝への負担が抑えられるため、無理なく続けることが可能です。
その他、電気や超音波、ホットパック(温める機械)を用いた物理療法などを併用してリハビリが行われることもあります。
関連する病気と症状
(参考文献)
ほかの変形性膝関節症の質問
変形性膝関節症とはどのような病気ですか?
膝の軟骨がすり減って骨同士が直接接触することで、膝の痛みや変形、動かしにくさが生じる病気です。
変形性膝関節症の原因には何がありますか?
はっきりした原因がない一次性(原発性)の場合と、外傷や基礎疾患によって生じる二次性(続発性)の場合があります。
変形性膝関節症にはどのような症状がありますか?
膝の痛みや腫れ、曲げ伸ばしの制限、変形などが主な症状です。
変形性膝関節症が疑われる場合、医療機関を受診する目安はありますか?
膝関節に痛みや腫れ、曲げ伸ばしの制限などがあれば早めに病院を受診しましょう。
変形性膝関節症の場合、何科を受診したらよいですか?
整形外科を受診しましょう。
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