変形性膝関節症
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変形性膝関節症にはどのような症状がありますか?
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
膝の痛みや腫れ、曲げ伸ばしの制限、変形などが主な症状です。
解説
発症初期
発症初期には、椅子から立ち上がる時や歩き始める時に膝の痛みを感じます。
進行期
症状が進行すると、膝に水が溜まるようになります(関節水腫)。痛みの程度も強くなり、曲げ伸ばしの制限(可動域制限)を伴うことも多くなります。この時期には、長時間の歩行や階段の昇降が困難となります。
末期
末期になると膝の変形が進行し、関節に沿って骨が増殖します。この骨の増殖は「骨棘(こつきょく)」と呼ばれます。症状の進行によって膝が太くなっていくとともに、多くの場合において内反型(O脚)に変形し、膝の内側に痛みを生じます。なお、初期から末期に至るまで、安静にしている時や寝ている時の痛みは認めないことがほとんどです。
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(参考文献)
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