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踵を付けて真っすぐ立った時に膝やふくらはぎが離れている(いわゆるO脚)
の原因と、関連する病気をAIで無料チェック

更新日:2023/09/20

監修医師:
濱畑 智弘(山田記念病院 整形外科・部長)

「踵を付けて真っすぐ立った時に膝やふくらはぎが離れている(いわゆるO脚)」がどの病気に関連するかAIでチェックする

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「踵を付けて真っすぐ立った時に膝やふくらはぎが離れている(いわゆるO脚)」がどの病気に関連するかチェック

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「踵を付けて真っすぐ立った時に膝やふくらはぎが離れている(いわゆるO脚)」はどんな症状ですか?

踵を付けて真っすぐ立った時に膝やふくらはぎが離れている(いわゆるO脚)とは

「踵を付けて真っすぐ立った時に膝やふくらはぎが離れている(いわゆるO脚)」に関連する主の病気には、骨粗しょう症、変形性関節症、腰椎症などがあります。

踵を付けて真っすぐ立った時に膝やふくらはぎが離れている(いわゆるO脚)」に関連する症状はありますか?

  • 踵を付けて真っすぐ立つと両膝が離れる

「踵を付けて真っすぐ立った時に膝やふくらはぎが離れている(いわゆるO脚)」のQ&A

  • A.

    左右の内くるぶしを揃えて立った時に、膝の内側が付かずに間が開いてしまう状態です。見た目から「O脚」と呼ばれます。

    解説

    左右の内くるぶしを揃えて立った時に、膝の内側がつかずに間が開いてしまう状態を、その見た目から「O脚」と言います。O脚は必ずしも病気とは限りません。

    正常な成長に伴うO脚

    2歳くらいまでは、3〜4cmほど膝の間が開くくらいの軽度のO脚は、正常な成長のうちです。正常な成長によるO脚は左右対称であり、痛みや膝の機能の異常は生じません。
    その後、2〜7歳くらいまではX脚となりますが、これも正常な成長のうちです。その後は、大人と同様なまっすぐな脚へと変化していきます。X脚は、左右の膝の内側を合わせて立った時に、くるぶしが付かずに間が開いてしまう状態です。

    病気が原因のO脚

    よく歩くようになる3歳以降では、病気が原因でO脚となる場合があります。具体的な原因としては、脚の骨の正常な発育が妨げられる病気や、骨折などの怪我による変形が進んでしまうことが挙げられます。正常な成長に伴うO脚と違い、歩く時に痛みがある、片脚だけ変形が強いといった症状が見られることが多いです。
    また、成人した後に徐々にO脚が進んでいる場合、膝の軟骨のすり減りが原因で脚の形が変形している可能性があります。どなたにでも生じうる加齢による変化の1つですが、つらい痛みや歩行のしづらさがある場合には治療が必要となります。
    O脚とはどのような病気?

    「ユビー病気のQ&A」を見る
  • A.

    子供ではくる病やブロント病、骨折をはじめとする怪我などが、大人では変形性膝関節症などが考えられます。

    解説

    O脚の原因となる病気には、以下のようなものがあります。

    脚の骨の正常な発育が妨げられる病気

    くる病

    カルシウムやリンによる骨の強化が不十分なために、骨の正常な成長が起こりにくくなる病気です。ビタミンD不足や遺伝が原因になります。

    ブロント(Blount)病

    脛(すね)の骨の成長に関わる組織である「骨端線(=骨の中央部と骨端の間にある成長する軟骨部分のこと」に障害が起こる病気です。なぜ障害が起こってしまうことがあるのかは、はっきりとは分かっていません。膝の内側で骨の成長が起こりにくくなり、膝の外側ばかり成長することで、脛の骨が内側に曲がってO脚になります。

    骨系統疾患

    遺伝的な原因によって全身の骨や軟骨に異常が生じる病気をまとめて「骨系統疾患」と呼びます。代表的な病気に、骨形成不全症、軟骨無形性症、先天性脊椎骨端異形成症があります。
    症状は病気によってさまざまですが、身長が伸びにくい、O脚やX脚のように骨や関節が変形する、骨が弱くて折れやすい、といった症状が見られます。

    骨折などの怪我が原因の病気

    骨端線(こったんせん)損傷

    骨の成長に関わる骨端線は、完成した骨のようには頑丈ではありません。そのため、骨折を起こすような強い力が加わると傷ついてしまうことがあります。脛(すね)の内側の成長線が傷つくと、膝の外側ばかりが成長することで、脛の骨が内側に曲がってO脚になります。

    骨折後変形癒合

    脛の骨が骨折した後、正しい形で骨が回復せずに曲がってしまうと、O脚となる場合があります。

    膝関節の軟骨のすり減り

    変形性膝関節症

    成人した後に徐々にO脚が進んでいる場合、膝の軟骨のすり減りが原因で脚が変形している可能性があります。どなたにでも生じうる加齢による変化の1つですが、つらい痛みや歩行のしづらさがある場合には治療が必要となります。
    膝にひどい怪我を負ったことがある方や、体重が重い方では、軟骨がすり減りやすいことがあります。

    「ユビー病気のQ&A」を見る
  • A.

    2歳くらいまでは正常な成長に伴って軽度のO脚が見られます。大人では加齢により膝の軟骨がすり減ることなどが原因となります。病的なO脚では、バランスの悪い歩行や歩行時の痛みが症状として見られます。

    解説

    子供の場合と大人の場合ではO脚の原因が異なります。子供でも大人でも、治療を必要とする病的なO脚では、バランスの悪い歩行や歩行時の痛みが症状として見られます。

    子供の場合

    2歳くらいまでは、3〜4cmほど膝の間が開くくらいの軽度のO脚は正常な成長のうちです。正常な成長に伴うO脚は左右対称であり、痛みや膝の機能の異常は生じません。
    病気が原因の場合には、身長の伸びが遅くなったり、O脚やX脚のように脚が曲がって成長したりといった症状が見られます。また、骨折しやすい、虫歯になりやすいなどの症状が出る場合もあります。

    くる病

    カルシウムやリンによる骨の強化が不十分なために、骨の正常な成長が起こりにくくなる病気です。ビタミンD不足や遺伝が原因になります。

    ブロント(Blount)病

    脛(すね)の骨の成長に関わる組織である「成長線」に障害が起こる病気です。なぜ障害が起こってしまうことがあるのかは、はっきりとは分かっていません。膝の内側で骨の成長が起こりにくくなり、外側ばかりが成長することで、脛の骨が内側に曲がってO脚になります。

    骨系統疾患

    遺伝的な原因によって全身の骨や軟骨に異常が生じる病気をまとめて「骨系統疾患」と呼びます。代表的な病気に、骨形成不全症、軟骨無形性症、先天性脊椎骨端異形成症があります。
    症状は病気によってさまざまですが、身長が伸びにくい、O脚やX脚のように骨や関節が変形する、骨が弱くて折れやすい、といった症状が見られます。

    骨端線(こったんせん)損傷

    骨の成長に関わる成長線は、完成した骨のようには頑丈ではありません。脛の内側の成長線が傷つくと、外側ばかりが成長することで、脛の骨が内側に曲がってO脚になります。怪我によるO脚の場合、片側の脚だけで見られることが多いです。

    大人の場合

    変形性膝関節症

    成人した後に徐々にO脚が進んでいる場合、膝の軟骨のすり減りが原因で脚の形が変形している可能性があります。どなたにでも生じうる加齢による変化の1つですが、つらい痛みや歩行のしづらさがある場合には治療が必要となります。
    膝にひどい怪我を負ったことがある方や、体重が重い方では、軟骨がすり減りやすいことがあります。

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踵を付けて真っすぐ立った時に膝やふくらはぎが離れている(いわゆるO脚)はどんな病気に関連しますか?

踵を付けて真っすぐ立った時に膝やふくらはぎが離れている(いわゆるO脚)の原因となる主な病気は次のとおりです。
  • 骨粗鬆症
  • 腰椎症
  • 関節リウマチ(類縁疾患も含む)
  • 変形性関節症
  • くる病・骨軟化症

踵を付けて真っすぐ立った時に膝やふくらはぎが離れている(いわゆるO脚)について、医師からのよくある質問

  • 踵を付けて真っすぐ立った時に、膝やふくらはぎが離れてしまいますか?(いわゆるO脚)
  • 患部は赤くなっていますか?
  • 患部は腫れていますか?
  • 体温は37.5℃以上ですか?
  • 体のだるさはありますか?

最新のガイドライン・医療水準を取り込んだデータベースを元に関連する病気・症状を表示しています。

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監修医師

山田記念病院 整形外科・部長
濱畑 智弘 先生

診療科・専門領域

  • 整形外科
慈恵医大を卒業。 浅ノ川総合病院、厚生中央病院を経て2021年4月より浅草病院 整形外科に勤務。 整形外科一般および人工関節置換術を専門とする。 より広い視点で医療を捉えなおすことが出来るように2020年4月より立教大学ビジネスデザイン研究科に入学、2022年3月に卒業しMBA取得。
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