二日酔い
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アルコール摂取量の目安はありますか?
医療法人泰水会濵﨑クリニック 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
一日のアルコール摂取量を男性では40g未満、女性では20g未満にとどめ、個人差やその日の体調に合わせて摂取量を調節するようにしましょう。
解説
厚生労働省の「健康日本21」によると、アルコール摂取の適量は20g/日未満です。
お酒の飲み過ぎは肝臓病、心臓病、がん、糖尿病などの生活習慣病、認知症などのリスクを高めますので、多量の摂取は避けたり、休肝日を作ったりするように心がけましょう。
なお、アルコール20gに相当する酒量の目安は以下の通りです。
- ビール: 中瓶1本(500ml)
- 日本酒:1合(180ml)
- チューハイ:アルコール度数7%のもの1缶(350ml)
- ワイン:グラス2杯(200ml)
- 焼酎:グラス2分の1杯(100ml)
- ウイスキー:ダブル1杯(60ml)
関連する病気と症状
(参考文献)
ほかの二日酔いの質問
二日酔いとはどのような状態ですか?
アルコールを摂取し過ぎることで、吐き気や胸やけ、頭痛などの症状が翌日まで出ることです。
二日酔いになりやすいのはどのような人ですか?
アルコールが体内でアセトアルデヒドに変わり、分解する酵素があまり働かない人がなりやすいです。40%近くの日本人が当てはまると言われています。
二日酔いを放置するとどうなりますか?
多くの場合、二日酔いの症状は時間とともに和らぎます。
二日酔いでは、どのような症状が見られますか?
吐き気・嘔吐・胸やけなどの消化器症状や頭痛・動悸などの神経症状が見られます。血糖値の低下や脱水症状により、症状がさらに悪化することもあります。
二日酔いで病院を受診したほうがよい目安はありますか?
吐き気、嘔吐、胃の痛みといった症状がひどく、なかなか治まらない時や、吐血や黒色便が見られる時は受診しましょう。
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