クリプトスポリジウム症

クリプトスポリジウム原虫という寄生虫に感染して、数日後に下痢、腹痛、嘔吐などの症状が見られます。

オーシストとは、原虫の接合子が膜などに覆われた状態のことです。この状態の虫体を摂取することで感染します。

汚染された水道水から検出された例があります。

クリプトスポリジウムの虫体が口から体内に入ることで感染します。虫体は、糞便や汚染された水・土などに存在します。

感染後、5～9日以内に下痢が見られます。また、人によっては発熱、嘔吐、関節痛などが見られることもあります。

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

健康な人では、脱水に注意して対症療法を行います。経口補水液や下痢に対する薬剤で治療します。

下痢が数日間治らない場合は、内科や感染症内科、消化器内科を受診しましょう。