クリプトスポリジウム症の場合、主にどのような治療をしますか?
健康な人では、脱水に注意して対症療法を行います。経口補水液や下痢に対する薬剤で治療します。
クリプトスポリジウム症の治療方法は、対症療法が基本となります。
クリプトスポリジウム症では下痢、腹痛といった症状が出現しますが、健康な方ではこれらの症状は比較的軽く、自然治癒する場合が多いです。そのため、水分、栄養補給といった脱水に対する対症療法を行います。下痢の症状が激しい場合には、下痢止めの内服薬を用いる場合もあります。
一方、HIV・エイズ(AIDS)のような免疫不全の方では、重症の下痢、腹痛で時に命にかかわることもあります。そのような場合には、パロモマイシンやニタゾキサニドといった薬が使われる場合もありますが、両剤とも日本国内ではこの病気の治療薬としては発売されていません。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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