原発性アルドステロン症

塩分や水を体内に保つ働きを持つ「アルドステロン」というホルモンが、副腎皮質から過剰に分泌される病気です。

原発性アルドステロン症によって直接死に至ることは基本的にありません。

副腎の腫瘍や過形成（細胞が増えること）が原因です。症状としては、高血圧や筋力低下、多尿などが挙げられます。

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

体内の水分が増えて体重が増加することはありますが、主要な症状ではありません。

低カリウム血症により疲れやすくなることがあります。

高血圧がある場合、まずは近くの内科を受診しましょう。原発性アルドステロン症が疑われる場合、内分泌代謝内科など専門の医療機関を紹介されます。

腫瘍が原因であれば手術、過形成が原因であれば薬によって治療します。