ビタミンC欠乏症

ビタミンCの不足によりコラーゲンの生成などが妨げられ、体にさまざまな不調が現れる病気です。

主な原因は、野菜や果物の摂取が少ないなど、食生活の偏りです。喫煙も原因のひとつとなります。

ピーマンやブロッコリーなどの野菜、キウイフルーツや柑橘類などの果物がおすすめです。

ビタミンC欠乏症が長期間続き重症化すると、壊血病という危険な病気になります。

倦怠感や疲労感のほか、歯茎からの出血や、肌にあざができやすくなるなどの症状が現れます。

疲れやすい、食欲がないといった、他の病気とも似た漠然とした不調が初期症状です。

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

食事指導やビタミンC製剤の内服で不足分を補います。重症の場合は点滴治療も行います。

ビタミンCが豊富な食品を摂り、バランスのよい食事を心がけます。禁煙などもとても大切です。

まずは内科を受診するのが一般的です。皮膚症状が強ければ皮膚科の受診もご検討ください。

原因不明の倦怠感や歯茎からの出血、あざができやすいなどの症状が続く場合が目安です。