PD-L1(ピーディーエルワン)は、乳がんと関係ありますか?
PD-L1は乳がんの免疫逃避に関与し、特にトリプルネガティブ乳がんで重要です。
PD-L1は、乳がんの進行と免疫逃避に関与しています。
PD-L1は、がん細胞や腫瘍微小環境の免疫細胞に発現し、T細胞のPD-1受容体と結合することで免疫応答を抑制します。これにより、がん細胞は免疫システムから逃れやすくなり、腫瘍の進行を助長します。
特に、トリプルネガティブ乳がん(TNBC)においてPD-L1の発現率が高く、免疫チェックポイント阻害薬(例:アテゾリズマブやペムブロリズマブ)が有効とされています。
PD-L1の発現状況を調べることは、乳がん治療の予測バイオマーカーとして重要であり、患者さんごとの治療方針の決定に役立ちます。
公開日:
最終更新日:
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
𝕏ユビー病気のQ&A
治療が必要な患者様へのお願い
PD-L1
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。