ヒドロキシクロロキン硫酸塩(プラケニルⓇ︎)にはどのような副作用がありますか?
ヒドロキシクロロキン硫酸塩(プラケニルⓇ︎)の副作用として、網膜症や皮膚症状が挙げられます。
ヒドロキシクロロキン硫酸塩(プラケニルⓇ︎)では、以下のような副作用が報告されています。
重大な副作用
- 眼や鼻や外陰部などの粘膜ただれ(中毒性表皮壊死融解症、Stevens-Johnson症候群)(5%未満)
- 部分的な視野の喪失、色覚異常など眼の障害(網膜症、黄斑症、黄斑変性)(頻度不明)
- 皮疹(ひしん:皮膚の赤みやブツブツ)や水ぶくれなど(多形紅斑、紅皮症、薬剤性過敏症症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、急性熱性好中球性皮膚症(Sweet症候群)(頻度不明)
- 発熱や感染症など(血小板減少症、無顆粒球症、白血球減少症、再生不良性貧血)(頻度不明)
- 脈拍や心電図の異常など(QT延長、心室頻拍)(頻度不明)
- 心不全に至り、致死的転帰をたどる心筋症(頻度不明)
- 脱力(ミオパチー、ニューロミオパチー)(頻度不明)
- 強い空腹感や発汗、意識障害(低血糖)(頻度不明)
- 肝機能障害(頻度不明)
そのほか報告されている副作用(頻度:5%以上)
そのほか報告されている副作用(頻度:5%未満)
など
公開日:
最終更新日:
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
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