非小細胞肺癌のステージⅣでEGFRやALKが陰性と言われました。イピリムマブ(ヤーボイⓇ)による治療は保険が適用されますか?
このお薬は、通常、切除できない進行・再発の非小細胞肺癌での併用療法で保険適用されます。
イピリムマブ(ヤーボイⓇ)は、切除できない進行・再発の非小細胞肺癌を含む、いくつかの種類のがん治療薬として、日本で承認されています。また、通常、EGFRやALKという特定の遺伝子に変異がない患者さんに適用されます。
このお薬は通常、以下のいずれかの方法で効果が確認されています。
- ニボルマブという別のお薬と併用する場合
- ニボルマブと、プラチナ製剤という種類の化学療法を併用する場合
これらの条件を満たす場合、イピリムマブ(ヤーボイⓇ)は保険診療の対象となります。ただし、手術後の再発予防(補助療法)としての有効性や安全性は確立されていません。治療を開始する際には、お薬の効果や注意すべき点について、医師から十分な説明を受け、同意したうえで使用が始まります。
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
undefined
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIに不調を相談
医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです