ものが二重に見える
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2024/04/11
「ものが二重に見える」がどの病気に関連するかAIでチェックする
ものが二重に見えるという症状について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
「ものが二重に見える」はどんな症状ですか?
ものが二重に見えるとは
「ものが二重に見える」に関連する主の病気には、糖尿病性ニューロパチー(末梢神経障害)、網膜静脈分枝閉塞症、バセドウ病(Basedow病)などがあります。
「ものが二重に見える」のQ&A
- A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る以下のような症状がある時には、脳動脈瘤・脳卒中などの危険な病気の可能性があるため、早急な受診・救急要請をおすすめします。
など
症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、無料で複視の緊急度や関連する病気をチェックすることができます。ぜひご活用ください。 - A.
「複視」とは、ひとつの物が二重に見える症状を指します。
解説複視とは、片眼あるいは両眼で見た時にひとつのものが重なっていくつかに見えている状態を言います。片眼で見た時にも重なって見える単眼複視と、両眼で見た時に重なって見える両眼複視があります。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るMarc Dinkin. Diagnostic approach to diplopia. Continuum. 2014, 20, p.942-965.
石川 弘. 神経眼科診療のてびき 第3版. 金原出版. 2022 - A.
スマホなどのデジタル機器を長時間使用する方では、斜視を発症する可能性が高くなります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るすべての斜視の原因がスマートフォンなどのデジタル機器の使用に起因するものではありません。
ただし、スマートフォンをはじめとするデジタル機器を長時間の利用が内斜視に関連している可能性が指摘されています。 - A.
両目の向きが合っていない状態(斜視)や、白内障、乱視などが原因に考えられます。
解説複視には大きく分けて片眼で見た時にも症状がある単眼複視と、両眼で見た時に症状がある両眼複視に分類されます。
単眼複視の原因
- 乱視
- 角膜の異常
- 白内障
など
両眼複視の原因
- 斜視
- 眼を動かす筋肉や神経の問題(末梢神経の病気、頭の病気、全身の病気など)
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るMarc Dinkin. Diagnostic approach to diplopia. Continuum. 2014, 20, p.942-965.
石川 弘. 神経眼科診療のてびき 第3版. 金原出版. 2022 - A.
物が二重に見える場合の矯正法として、プリズムの入った眼鏡を使用する方法があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る複視の治療方法としては、まずは原因となる病気があればそれらの治療をします。
それらの治療を受けた上で症状が残存する場合、治療法がない場合、治療のデメリットが大きい場合にはプリズム眼鏡を使用して複視を矯正する方法があります。また、場合によっては斜視手術での治療を行う場合もあります。 - A.
治療では、原因となっている病気を治療します。予防策としては、電子機器を長時間見続けないように注意しましょう。
解説複視がある場合には原因を見つけるための検査をします。原因が見つかった場合には、その病気の治療をします。場合によっては斜視の手術をすることもあります。
症状を緩和するために、プリズム眼鏡を使用することもあります。
また、最近「スマホ斜視」と呼ばれるデジタルデバイスを長時間使用することによる内斜視の患者さんが増加しています。スマートフォンの使用時間の制限することによって、複視の原因のひとつである内斜視を発症する可能性を下げることができる可能性があります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るMarc Dinkin. Diagnostic approach to diplopia. Continuum. 2014, 20, p.942-965.
石川 弘. 神経眼科診療のてびき 第3版. 金原出版. 2022
Hyo Seok Lee et al. Acute acquired comitant esotropia related to excessive Smartphone use. BMC Ophthalmol. 2016, 9, p.16-37. - A.
物が二重に見える場合は、眼科や脳神経内科、脳神経外科を受診しましょう。
解説複視の原因には多くの病気があります。
複視の原因として、脳の病気が隠れている可能性があります。複視だけではなく強い頭痛や手足の動かしにくさ、呂律が回らない、めまい、難聴、目が見えない、発熱などの症状がある場合や、急激に複視が出てきた場合、外傷に続いて複視が出てきた場合などを認める際には救急受診をおすすめします。
比較的ゆっくり進行する複視の場合にも、できるだけ早く眼科や能神経内科、脳神経外科を受診してください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るMarc Dinkin. Diagnostic approach to diplopia. Continuum. 2014, 20, p.942-965.
石川 弘. 神経眼科診療のてびき 第3版. 金原出版. 2022
ものが二重に見えるという症状はどんな病気に関連しますか?
ものが二重に見えるという症状について、医師からのよくある質問
- 片目ずつ見た時に、ものが二重に見えますか?
- 目を動かして痛みが出ますか?
- これまでに【多発性硬化症】と診断されたことはありますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 脳神経内科