フサリウム症のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
次のような症状がある場合にはフサリウム症の可能性があります。
- 血液疾患などで免疫不全状態にある
- 草木がからだに触れて怪我をした
- 目に違和感や痛みがある
- 爪が濁っている、爪に痛みがある
- 高熱が続いており、咳や痰が出る
- 体表に皮膚が欠損したような傷ができている、ふくらみをもったしこりがある、痛みがある
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけで、フサリウム症の可能性をセルフチェックすることもできます。ぜひご活用ください。
公開日:
最終更新日:
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
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フサリウム症
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「フサリウム症」とはどのような病気ですか?
土壌に分布する植物の病原菌である、フサリウムという真菌による感染症です。
フサリウム症の原因は何がありますか?
免疫不全状態、特に血液系悪性疾患の治療中にフサリウムに感染することで発症します。
フサリウム症ではどのような症状がありますか?
主に、角膜、爪の濁りや、皮膚の潰瘍、できものなどがみられます。痛みを伴うこともあります。
フサリウム症には初期症状はありますか?
角膜、爪の濁りや皮膚の潰瘍、丘疹、結節、紅斑といった症状が多く、痛みを伴うこともあります。
フサリウム症の場合、主にどのような治療をしますか?
抗真菌薬で治療します。
フサリウム症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
かかりつけ医または皮膚科を受診しましょう。
フサリウム症は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
アムホテリシンBやアゾール系薬という抗真菌薬で治療されます。眼症状や肝障害の副作用があります。
フサリウム症で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
薬剤の変更を検討します。また、中心静脈カテーテルなど感染源と考えられるものをなるべく体から取り除きます。
フサリウム症の場合、日常生活で気を付けることはありますか?
全身に播種すると予後不良であるため、的確な治療が必要です。
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