橈骨遠位端骨折の場合、ギプスをいつまでつけますか?
通常、4週〜6週程度固定します。
橈骨遠位端骨折では、骨折部を安定させるためにギプス固定を行われます。
ギプス固定の期間は、骨折の重症度や患者さんの年齢などで変わりますが、通常4週〜6週程度行われることが多いです。骨折のタイプや重症度は、レントゲンやCT画像などで判断します。
ギプスを外した後に、サポーターなどを使用することもあります。
なお、ずれのない軽度の骨折ではギプスなどの固定により治癒しますが、ずれがある場合には手術が必要となることも多いです。
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最終更新日:
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
(参考文献)
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橈骨遠位端骨折
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「橈骨遠位端骨折」とはどのような骨折ですか?
前腕の2本の骨のうち、親指側の骨(橈骨)が手首のところ(遠位端)で折れる骨折です。
橈骨遠位端骨折の原因は何がありますか?
手をついて転倒することが主な原因です。年代によって原因は異なります。
橈骨遠位端骨折ではどのような症状がありますか?
手首の痛みや腫れ、変形が起こります。
橈骨遠位端骨折には初期症状はありますか?
手をついた瞬間に、急激な痛みが現れます。
橈骨遠位端骨折の場合、主にどのような治療をしますか?
骨のずれがなければ、ギプスなどで保存的に治療します。ずれが戻らない場合には、手術が必要になります。
橈骨遠位端骨折が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
手をついてから痛みや腫れがある場合には、整形外科を受診しましょう。
橈骨遠位端骨折のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
コーレス骨折やスミス骨折とはなんですか?
骨折の際の骨のずれ方による分類です。
橈骨遠位端骨折の場合、どんなリハビリをしますか?
手の腫れやむくみをとる運動、可動域(曲げ伸ばし)を改善する運動などを行います。
橈骨遠位端骨折の場合、完治にどれくらいかかりますか?
通常、機能が完全に回復するまで3ヶ月〜5ヶ月程度を要します。骨折の重症度や治療方法によって変わります。
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