「橈骨遠位端骨折」とはどのような骨折ですか?
前腕の2本の骨のうち、親指側の骨(橈骨)が手首のところ(遠位端)で折れる骨折です。
橈骨遠位端骨折は、主に転倒して手をついたときに発生することが多く、日常生活やスポーツ、交通事故などさまざまな場面で起こります。
小児から高齢者まで幅広い年齢層で起こり、特に10歳前後の小児と60歳以上の女性に多く発生します。
レントゲンやCT画像などで診断し、治療方針は骨折のタイプや重症度から判断します。
ずれのない軽度の骨折ではギプスなどの固定により治癒しますが、ずれがある場合には手術が必要となることも多いです。手術では骨を元の位置に戻し、プレートやピン(ワイヤー)を用いて固定します。
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最終更新日:
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
(参考文献)
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