皮膚掻痒症の場合、主にどのような治療をしますか?
保湿剤を用いたスキンケアや抗ヒスタミン薬の内服による治療が主に行われます。漢方薬や抗不安薬が用いられることもあります。
皮膚の乾燥がある場合には、まず保湿剤を用いたスキンケアを行います。スキンケアの例としては、こすらないようにすること、入浴時にかゆみを感じるほど高い温度の湯は避けることなどがあります。
保湿剤で効果が見られない場合や皮膚の乾燥がない場合には、抗ヒスタミン薬の内服やかゆみを抑える外用薬、漢方薬、注射薬などを用います。
また、保険適用外にはなりますが、紫外線照射、トウガラシの辛み成分を用いた軟膏の外用、抗不安薬の内服、神経障害性疼痛治療薬の内服なども治療選択肢となります。
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
皮膚掻痒症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ