公開日:
最終更新日:
薬はいつまで飲むのでしょうか? ずっと飲み続けなくてはいけないのでしょうか?
新潟大学医学部医学科 総合診療学講座 一般内科 特任助教
鎌倉 栄作 監修
回答
抗菌薬を3〜14日分処方されることが一般的です。薬は自己判断でやめることなく、必ず最後まで飲み切りましょう。
解説
薬の種類にもよりますが、基本的には3〜14日にわたって抗菌薬を飲むことになります。
内服期間と効き目は必ずしも関係がありませんので、決められた用量・用法を守るようにしましょう。
症状が改善したからといって自己判断で服用をやめることなく、最後まできっちりと薬を飲み切ることが大切です。
関連する病気と症状
(参考文献)
福井 次矢,黒川 清. ハリソン内科学第5版. メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2017.
国立感染症研究所感染症情報センター. “マイコプラズマ肺炎とは”. NIID国立感染症研究所. https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/503-mycoplasma-pneumoniae.html, (参照 2022-10-06).
ほかのマイコプラズマ感染症の質問
マイコプラズマ感染症にはどのように感染しますか?
感染者と長時間接触したり飛沫を浴びたりすることが一般的な感染の原因ですが、感染経路がわからないことも多いです。
どのような人がマイコプラズマ感染症になりやすいですか?
若い方に多い病気で、感染者の8割が15歳以下と言われていますが、大人でも感染する可能性はあります。
マイコプラズマ感染症の予防のためにできることはありますか?
一般的な風邪と同様、手洗い・うがいやこまめな換気、マスクの着用などを心がけましょう。
マイコプラズマ感染症を放置するとどうなりますか?
無症状や軽症で済む方も多いですが、重症化して肺炎や気管支炎になる場合もあります。
どのような症状が見られますか?
発熱や咳など風邪とよく似た症状を生じます。乾いた咳が数週間続くことがあります。
マイコプラズマ感染症に関連する病気や症状
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について回答しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ治療が必要な患者様へのお願い
マイコプラズマ感染症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください