気管支喘息
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どのような検査をして気管支喘息の診断をするのでしょうか?
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
渡邉 アヤ 監修
回答
問診・診察に加えて、胸部X線検査、血液検査、肺機能検査、喀痰検査などの検査結果から診断します。
解説
気管支喘息は、問診や診察、さまざまな検査などから総合的に診断します。
問診
過去の咳のエピソードや、アレルギー体質がないかなど詳細に伺います。
診察
胸の聴診を中心に全身の診察を行います。
検査
- 胸部X線検査
- 血液検査
- 呼吸機能検査
- 喀痰検査
また、合併症がないかをより詳しく調べるために副鼻腔の検査(場合によって耳鼻咽喉科の受診)や尿検査、胸部CT検査などが追加されることがあります。
関連する病気と症状
(参考文献)
ほかの気管支喘息の質問
気管支喘息とはどのような病気ですか?
気管や気管支に慢性的な炎症があり、発作的な喘鳴(ぜんめい)や息苦しさを繰り返す病気です。
気管支喘息の原因は何ですか?
体質や環境などのさまざまな原因が複合し、気管支喘息を発症すると考えられています。
気管支喘息を放置するとどうなりますか?
気管支の変形が起こって肺の空気の流れが悪くなり、喘息症状が治りにくくなることがあります。
気管支喘息が原因で亡くなることはありますか?
喘息発作が原因で亡くなることもあります。発作を予防することが重要です。
気管支喘息の原因にコロナ後遺症の可能性はありますか?
新型コロナウイルス感染症がきっかけで気管支喘息発作を起こすことはあります。コロナ後遺症でよくある息切れの症状は、気管支喘息とは別物だと考えられています。
気管支喘息に関連する病気や症状
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